◆通年型・さとのたね◆

さとのたね(通年型)は、

保育スタッフとお母さんたちが

交代で当番に入り、

子供たちを見守り、預け合う、

協同保育型の野外保育活動です。

 

通年型・さとのたねでは、保育スタッフとお母さんたちが、子供の育ちに寄り添い、協力し、保育、運営に当たっています。

市内に残された里地、里山、畑や田んぼでの活動を通じ、四季の巡りを感じながら親も子も大家族のように育ち合います。

 

14歳は感性の時。

一人一人のあるがままがたくさんの人の愛の中で受けとめられることは、「自分」を生きることに繋がり、隣にいる誰かを大事にすることへと繋がっていきます。

 

通年型・さとのたねは、「よつかいどう野外保育さとのたね」の柱となる保育活動です。

★大切にしている3つのこと★

自然の中で仲間と共に

「今を生きる」子供に寄り添い

見守る保育

○地域の自然、四季の巡りの中で育つ

子供たちは、生きとし生けるものを育む土、水、太陽、四季の風に触れ、旬の木の実や虫や草花との出会いを通して、五感が磨かれ、好奇心や想像力、自立心が育まれていきます。

寒さや暑さ、自然の厳しさを知ることにより、危険を予測し自然に合わせて変化させる柔軟性と心と体のバランス力を自ずと身につけていきます。

また、四街道に残る里山、里地が子供たちの心のふるさと、原風景として刻まれることを願い、地域の暮らしに根ざした活動にしたいと考えています。

 

 

○仲間と共に育ち合う

子供たちは自然の中で日々、自己発見、失敗や成功を繰り返しながら遊びこみ、そのことをお互いに受け止め合いながら育っていきます。

他者に気づき、関心を持ち始める1歳半。自己主張し、ぶつかり合いながら自分と他人が違う人間であることを体得していく2歳児。そこを経て、仲間をしっかりと意識していく3歳児。

こんな小さな子供たちにも驚くほどにお互いを求め合い、ぶつかり合い、受け止め合いながら育っていく姿があります。子供たちの育ちを真ん中に、母たちも心揺さぶられ、繋がり合い、支え合いながら育ち合っていきます。子供も母も仲間と共に育つこと、自分と仲間を認め合いながら育つことを大切にしています。

 

○「自ら育ちゆく力」を信じて待つ

大人の関わりはシンプルに。よほどの危険がない限り、先回りせず一歩下がって見守ります。

それは子供の「自ら育ちゆく力」を信じ、子供同士の世界観を大切にしたいから。求められて「何かを与えること」や「解決してあげること」は一見親切なようで、子供の考える力や自己決定力を阻害してしまいます。

「さとのたね」では1歳児でもお互いを思いやり、助け合う姿が見られます。喧嘩やぶつかり合いも自分と相手を知るうえで必要な成長過程です。大人は即時解決を求めるのではなく、共感を持って肯定的な言葉かけを心がけたいと思っています。

 

★☆★お知らせ★☆★

 

 令和6年度さとのたね(通年型)入会申し込み受付中 

定員に空きがある場合は、年度の途中入会も歓迎します